12,20,火
日本チームの大健闘、そしてアルゼンチンの優勝で幕を閉じたW杯とても楽しませてもらいました。しかし、そんな素晴らしかった大会後に寂しいニュースがありました。それはアルゼンチンの市民からフランス選手への侮蔑や人種差別の言葉が相次いだというものです。スポーツというものは自分のチームだけでは出来ません。相手のチームがあってはじめて競技が成り立つものです。試合中に熱くなる事はしょうがないことですが、試合後はしっかり相手へのリスペクトを持って接しなければなりません。まして、今やサッカーは全世界のどの地域でも親しまれているもので、競技するものにとって人種や貧富などといったものは一切関係ありません。
海外のリーグで活躍している日本人選手などもたまに人種差別的な発言を受けることもありますが、非常に残念なことです。次回のW杯からは出場国も増えさらに大きな大会になっていきます。FIFAなどはこうした差別や誹謗中傷などには毅然とした態度で対応していく必要があるのではないでしょうか。
12,21,水
中国が11月末頃から各地で相次いで起きた抗議活動をきっかけとしてこれまでの「ゼロコロナ」から「ウィズコロナ」へと大きく方向転換した。中国全土で自由を手にした喜びも束の間感染が急拡大している。本来年末で賑わっているはずの街中は人の姿はなくゴーストタウンになってしまったようである。まさに、2020年の上半期世界中が新型コロナウィルスの恐ろしさに怯えていた頃のような状態だ。少し前までは中国では中国政府の「ゼロコロナ」対策が正しいと思われていた。しかし、規制を緩和して現在の中国は感染者が急拡大しているにも関わらず医療体制が全く追いついていない。また、高齢者のワクチン接種率が低いことも大きな問題となっている。中国では18〜59歳の年齢層のワクチン接種を優先していたということもあるが、そもそも中国産のワクチンの安全性に強い不信感を抱いている人が多い為接種率は上がる様子はない。このようなことから日本のコロナ対策への関心が高まっている。もちろん日本のコロナ対策だって万全じゃない事は百も承知だが、締めすぎず、緩めすぎず日本人の国民性を理解し、国民の協力を求めながら現在の形に至っている。まだ検証や解明などしていかなければならないが、少なくとも大失敗の対策ではなかったのではないだろうか。
12,22,木
あまり気にする事はなかったのですがバスの座席の色は青ばかりということを知りました。私は学生時代はちょくちょくバスを利用していましたが、最近は年に数回乗るか乗らないかという感じです。バスの座席の色に関しては国土交通省が定めた「標準仕様ノンステップバスの認定制度」によって規定されているそうです。そこには座席は青にしなければならないという記載はありませんが、高齢者や色覚障害者でも見えるようにというバスの室内色彩について決められています。
縦握り棒や押しボタンは朱色や黄色を用いるとされており、その色に対して十分な明度差をつける必要があるために青色が選択されるそうです。また、その青色には柄が入っていることが大半でこれは汚れを目立たせない為でもあります。何気ない座席の色や柄にも利用者が快適に利用できるようにルールがあったのですね。
12,23,金
政府はステマ(ステルスマーケティング)の規制強化に乗り出すこととなった。ステマとは広告主がネット上で影響力のある「インフルエンサー」などに対価を支払って投稿を依頼しているにも関わらず、一般の口コミかのように装う行為を指し、SNSやブログの他商品やサービスにランキングを掲載しているサイトで広告であることを明示しないこともステマにあたる。ネットの情報を通じて物を買うのが当たり前になった現在、一見してそれが広告なのか本当に個人の正しい感想や評価なのかが分かりづらくなっております。本当の口コミの評価だと思って購入してからステマだったと気付くこともよくあります。消費者が健全で公平な情報を入手するためにもこのような規制強化はいい事ではないでしょうか。
12,24,土
ドミノピザが「予約から3時間待ち」などのパンク状態になり、複数の店舗では大幅な遅延が発生し、多数の批判的な声が寄せられたそうです。現場で働いているバイトの声としてドミノのシステムが欠陥だらけであり、また会社自体が現場と意思疎通が図られていないと語り、お客様への謝罪の言葉で締め括っていました。私も
外食店で働いたこともあり繁忙期には事前にしっかりその準備等をしているのを知っています。それでもどうしても追いつかない状況になることも分かります。これは現場の努力だけではどうにもなるものでもありません。現場のアルバイトの子にこのような謝罪の言葉を口に出させるのはあまりにも気の毒です。今後の繁忙期に備えるため、より良いシステムへの改善が必要なのでは?、もしくはパンクを回避するために注文数の上限を設定するなどの対策も考えても良いかもしれません。
今日スーパーに買い物に行きましたがやはりチキンやケーキの売り場には長蛇の列が出来ていました。私はそれを横目に見ながら別の買い物を済ましみせを後にしました。ピザもそうですが、チキンにしろケーキにしろ1、2日ずらせば普通に食べられるのになあと思いながら。
12,25,日
中国の外相が今年は日中国交正常化50周年の節目だったと言及し「双方が歴史を鏡として接し、2国間関係の大きな方向性を戦略的に捉える必要がある」と訴え、関係改善に意欲を示したという。連日のように尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入しておきながらどの口が言っているのか。そそもそも中国の意図する関係改善とは強者と弱者のそれであってお互いWIN-WINの対等のものではない。根本の考えがそうである以上その思考を改めない限り日本が譲歩してまで関係を改善する必要はない。今、中国がしなければならないのは軍事拡大して周辺国を威嚇することではなく、コロナ対策や新疆ウイグル自治区などの少数民族対応などの内政を整える事ではなかろうか。日本が防衛力を強化したことについても文句を言ってきているが、そもそも中国が日本を含む周辺国に軍事的な圧力をかけなければそのような対応には至っていない。日本は争いなどもちろん望んでいないが断固とした態度で中国に対応しなければならない。
12,26,月
政府は新型コロナウィルス感染症の感染症法上の位置づけについて、来春にも季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる検討に入ったという。年末年始の感染状況を見極めながら判断し、移行時期は4月1日からという案などが出ている。国民からは国葬や増税を決めるときは早々に決めたのに、国民が一番必要としていることに対しては検討、検討、の連続で全くスピード感を持った対応をしないという厳しい意見も挙がっている。一方感染症の専門家は新型コロナウィルスの感染の強さや志望者の絶対数の多さを考慮してインフルエンザと同等の対応ではなく、医療提供の体制やワクチン接種の公費負担などで一定の対策を継続すべきとの意見も出ている。国民の声、医療関係者の声、に耳を傾けつつ様々なバランスをとる必要があり、政府は難しい舵取りを迫られている。
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