「雲泥万里」は最高の合い言葉！
オレオレ詐欺の撃退には、合い言葉が必要とよく言われます。
でも日頃から、家族で合い言葉を打ち合わせている人、どの位いるでしょう。
我が家もそうでした。
これは、その時の話です。
毎日の様にオレオレ詐欺のニュースが流れています。
私の地域は被害の件数が多いのか、警察関係の車には、ステッカーに大きく
「息子からの電話は詐欺」（小さく「お金を要求する」）と書かれています。
我が家でもその手の電話がかかって来ました。
一回は息子が隣の部屋にいるのに、○○だけど、、
警察からは、捕まえた詐欺グループの持っていた名簿の中に、夫の名前が
入っているので気をつけて下さいとか、息子の高校の名簿が流れて何軒も
詐欺の電話がかかっているので気をつけて下さいとか、電話が入ります。
ある晩、１０時過ぎです。「体調が悪くて」といきなり用件の電話がかかりました。
ものすごい鼻声でした。
「どちら様ですか？」「○○、すごい風邪をひいて」、、なるほど誰かも分からない
程のすごい鼻声でした。
熱が８度以上あって、体調が悪いから明日午前中仕事を休んで病院に行くと
言います。
息子の情報すごく分かっています。
夜の１０時過ぎにオレオレ詐欺の電話がかかると思いもしないので、話をしました。
体調の他に実は、、と言いながら一週間前に首にしこりを見つけた。と言いました。
ついでに見てもらってくる、、心配かけるから誰にも言わないで、、と。
明日結果が分かったら電話する。携帯が故障して修理に出しているので、
一応仕事用の携帯教える。、といって、携帯の番号を教えてくれました。
最後にしばらく帰ってないから、今度の土日に帰って休むよ、、といいました。
これだけです。お金の事も、事故にあっただの、問題発生など何もありません。
すっかり息子と思ってしまいました。
携帯が故障したと言いましたが、換えたといえば「？」と思ったと思いますが、
あまりに自然に故障と言ったので疑いませんでした。
翌日１１時頃電話がありました。抗生剤を点滴したので熱も下がり、
午後は仕事に行く事。
しこりは検査結果は後日になること。、、まだ鼻声でした。
ここから話が変わって来ました。
最近疲れているから、、、と話しだしました。
問題をかかえていて疲れていると。問題を話し始めました。
この問題の話の間何度も詐欺？と思いました。
でも、一旦息子と思った脳はなかなか認めようとしません。
息子か詐欺か。
そこで、私は「御本部にお電話してご神示を伺わないと、、」と言いました。
「御本部？」
「あたりまえでしょう。ご神示を伺わなければ。あなたも知ってるでしょう。」
「じゃあ御本部に電話して、、」と言って電話が切れました。
問題の話を始めてから、、、、これはおかしい、、と思い始めました。
でも一旦息子と思ってしまった脳には、まだ半分くらい息子と思えてしまいます。
詐欺達も御本部などと聞き慣れない事を言われて、あわてて相談していたので
しょう。
しばらくしてから、又電話がかかりました。
弁護士に相談していた。問題解決の為には、今日お金が必要、とお金の話を
始めました。
そこで、「弁護士の電話を教えて。直接話すから」と番号を聞きました。
お金の話でこれは詐欺と思いました。やっと脳が完全に息子でないと認定しました。
弁護士に電話すると言って電話を切り、息子の仕事場へ電話をしました。
女性の声に、、
「○○の家のものですが、○○をお願いします。」
「お待ち下さい。」
、、、呼びに行っています！、、居た。、、、と不思議な気がしました。
「もしもし」、の息子の声が、なんと牧歌的で、平和で、のどかに聞こえた
事でしょう！
この後、警察に電話をして、２つの電話番号を知らせました。
よくテレビで合い言葉を考えておくいいと言っていた事の大事さが
しみじみ分かりました。
この話を伊佐英神使にさせて頂いたとき言われました。
「雲泥万里」と言えば良かったのに、、と。
そうでした！
前もっての合い言葉がなくても私達愛子には、「雲泥万里」という
御母から賜った素晴らしい合い言葉がありました！！
もし今度あったら、「雲泥万里」で見破ります！
コメント